今年の菌床しいたけ栽培計画、できる範囲で作ってみた

Farming plan

秋になってきました。

空調が効かない自然環境のなかで菌床しいたけを通年栽培することは難しく、自然環境で栽培できる期間は夜の温度が10~15度あたりまで下がる晩秋から春。したがって、当サイトの活動期間も同じ時期となり、今の時期(9月)はまだ少し早い。

とはいうものの、段取り無しでは昨年と同じ。栽培・出荷には計画が必要だ。

菌床しいたけ栽培計画2016

昨年適当にやった感触から、しいたけを栽培するのに最低限必要な要素は意外と少ないことがわかった。こいつらをキッチリ準備することでシーズン通して問題は発生しない(つもり)。

栽培環境の整備

菌床は直射日光がダメだったり、適切な温度・湿度で管理することが必要だったりとデリケート。

「絶対ダメ」だけ回避すれば大体は育つ。弱ってきたなと思うとカビが生えたりするから、そのあたりをボーダーに。

栽培スペース

直射日光が当たらなく、雨風を凌げる場所であること。屋外だと管理・収穫時に苦労するので基本的に室内が良い。できれば生活スペースに近い所が良いね。
ウチの場合は家の横にある納屋で栽培を行う。床が水で濡れても大丈夫な環境なので楽チン。でも本当はビニルハウスが欲しい。

栽培棚

菌床を置く棚は専用のものがあると良い。単管で作った栽培棚は機能的で魅力だが、室内全体の湿度をコントロールしないといけないので無理。できるだけコンパクトにしたいので、栽培棚にスチールラックを使う。ラック全体はマルチで覆ってしまうことで管理範囲を限定することができる。ちなみに、昨年の栽培環境がコレ。

Farming plan

※スチールラックの周りはマルチで覆い、菌床は100均で買ったトレイに載せています。

湿度管理・水管理

菌床は高湿度環境が生育に適しているため、様子を見て乾いてるなーと思ったら適当に散水してやることにする。菌床の数が少ない場合は霧吹きで十分だけど、昨年はシーズン通してシュッシュしていたらアッサリ霧吹きが壊れた。

安い物は数千~1万回くらいで壊れる。そして腕が痛い。なので、今年は除草剤を撒くための噴霧器(電動)を散水用に購入した。モチロン食物を栽培するので水しか入れない。

菌床しいたけ販売計画

採れたしいたけは仕事先で直売できるので、販売計画も作る。

遊びだったのにも拘わらず、昨年実績では一応利益が出たので今年はしっかり稼いでみたい。とはいえ、自然栽培では経費のほとんどが菌床代だ。菌床の種類、仕入先もドンドン試していきたい。どこか安く卸してくれるところ教えてください。

目指す売上は50万円。仕事しろ!とは言わせない。残業や土日出勤のさらに外側でやってる活動だ。