JAの直売所で菌床しいたけ出品してみる

栽培した菌床しいたけは直売してやろうと目論んでいます。

場所は近所のJAのファーマーズマーケット。昨年オープンしたばかりで店舗は盛況、平日は1000人、休みの日には1500人くらいやってくるそうだ。

既に生産者登録は済ませており出品はいつでも可能です。競合する生産者が数名いることもあって、しばらく調査を続けていました。その中にいよいよ割って入るわけで、既存のコミュニティーに入り込むときに似たドキドキ感があります。ちょうど公園デビューするときみたいな。

とはいっても、向こうからすれば小粒も同然。相手にもされませんwww

店舗調査概況

産直コーナーにおける菌床しいたけの人気は高く、毎日袋で50~100点程が出荷されていますが、昼下がりにはほぼ完売。スーパーと比べても安いせいもあってまだまだ売れそう。

主な菌床しいたけの出荷者は4人。空調を使用する通年栽培はそのうち2人。こいつらには敵わない。
出荷形態はボードン袋にしいたけを7~10個程度いれてバッグシーラーで封かんしたもの(みんな同じ)。ボードン袋、バッグシーラー、テープなんかは直売所でも売っています。

バッグシーラーの画像

バッグシーラーとテープ。これがあれば袋詰め作業が大幅に短縮できます。一家に一台。

とりあえず出荷

取れたしいたけを出荷してみよう。

朝取れたしいたけを袋詰めして出来たのはたった7袋でしたが、今回は出荷することが目的です。

朝8時20分に直売所に到着、最初にすることは1袋ごとの値段を設定してラベルシールを発行するんですが、競合生産者の価格帯を見て相対的に180円!と思ったのですが、ひよって150円に設定。

基本的に値札シールは1枚ずつ値段を変えられるんですが、実務上わずらわしさが勝るので、基本的には袋詰め段階で同等品を作るようにします。

そして「しいたけコーナー」に陳列。

黄色のテープで封かんしたのが僕の出品したしいたけです。差別化するためにボードン袋も細長いものを使用しています。

黄色のテープで封かんしたのが僕の出品したしいたけです。差別化するためにボードン袋も細長いものを使用しています。

上手い具合にスペースが空いていました。相手を押しのけて並べるほどの根性はありません。うん、小市民。

売上報告

閉店前に店を覗くと案の定しいたけは売り切れでした。

つまり、今日出荷したしいたけは完売です。

そして直売所からは売上報告が配信されます。僕の場合はGmailで受信します。

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確かに全部売れていました。ヤター