菌床しいたけテスト栽培

まだ昼間は暑いんだけど、とりあえず菌床しいたけの発生限界を見極めるために、いつも注文している先に菌床を注文してみた。いわゆる試験栽培です。

で、9月13日に菌床が届きました。

届いたのは今にも発生しそうな、綺麗な茶褐色の菌床でした(写真撮り忘れ)。芽が出るまで涼しいところに保管。昼間はまだまだ暑いので、一日中日陰の風通しの良いところで袋ごとやり過ごす作戦だ。昼夜の温度差は10℃以上、これは良い刺激だろう。

あっさりと発生した

少し乾燥気味かな?と思っていたのに、一晩で全ての菌床に発生を確認(これも写真なし)。なんだ、こんな時期でも1回目は簡単じゃないか。

高温時の特徴なのか白い軸が伸びに伸び、軸の長さは冬場に栽培したときの5割増。ひょろーんと長いしいたけに成長した。

kinsyo20160918

成長途中の菌床。発生数は少なく、1個1個の軸が長め。カサは気持ち小さめか。

そして今シーズン初収穫

9月20日の朝、カサが開いていたので仕方なく刈取り。なんと届いてから僅か1週間で収穫に至った。室温が高いためか成長が早い。初収穫量は690g、30個弱。

仕事から帰ってまた収穫。今度は1,470gだった。今日収穫した分は末端価格で2100円分くらい。1回目の6割程度が収穫となりました。成長状況の足並みは概ね揃っており、明日で収穫が完了する見込みだ。

20160920_200336

夕方収穫したもの全て。傘が開いたものから収穫。大きくても小さくても不細工でも、傘が開けば収穫。これが基本。

20160920_201058

計量したところ。もちろんトレイの重さは引いてあります。夕方の収穫は1470g

20160920_211201

今回は包装を工夫してみた。広口の方が詰めやすく作業効率が良いが、他の直売シイタケとは差別化しようという意味で、あえて詰めにくい「細口」&「長め」の包装フィルムを選択。これにバーコードシールを貼れば出荷が可能。

20160920_210900

包装における最強の味方、バッグシーラー(ニチバン)。これがあるのと無いので梱包作業がまったく異なる。2,980円(テープ別)。

20160920_210316

直売所に出荷するイメージを作ってみました。今回のテスト栽培では納得できない出来なので雰囲気だけで実際には出荷しません。近い人たちに全部あげちゃいます。

テスト栽培を終えて

カサが丸くないのが多かったなあ。

タイミング悪く時間が取れず混み合ったやつも間引くことができなかったのもあるのか、全体的にあまり良いシイタケとは言えず、直売所に持っていくことはやめました。

次の開始時期を睨んでチャレンジします。