僕にとっての菌床しいたけ栽培は「趣味」であり「遊び」というのが原点なのですが、ニュアンスが伝わりきらない気がするので一応「位置づけ」的なものを明示しておきたいと思う。今後の展開次第ではこの「位置づけ」はとても重要な要素となり得ると確信しているからだ。
何を張りきっているんだろ、この人?という読者の方はスルーして貰って結構。栽培ノウハウのみ欲しいんだ、早く沢山綺麗なしいたけを作る方法教えろよ!と言う方は他のサイトを巡回する方が早いかもしれません。
今回はあえて菌床でしいたけを栽培することの意義について語ってみよう。
しいたけ=癒し
まず、何より「きのこ栽培=癒し」ということを伝えたい。
しいたけを含むきのこの成長スピードは早く、日々世話をする都度、成長した姿を観察できる。昨日より今日、今日より明日、大きく育っているしいたけ。自分だけが見届けられる幸せ。
ストレス社会において、この「癒し」というファクターはかなり重要な部類に入る。早く家に帰ってきのこの世話しなきゃ!この感覚が重要だ。
しいたけ=健康
これもしいたけ栽培のポイントとして外せないところだ。
しいたけはビタミンDに変化する「エルゴステロール」をはじめ、様々な有用成分に満ちたきのこで、「免疫力を高めたり、動脈硬化や骨粗しょう症の予防にも期待できます!」なんて言われてたりします。しいたけ万能過ぎwww
健康を気にし始める30代後半から40代にかけては最適な食べ物じゃないだろうか?これが自宅で栽培できて好きなだけ食べられる。うん、重要だね。
しいたけ=所得向上
自分の給料があと3万円多かったらなあー、という願望はないだろうか?
サラリーマンをしてると誰もがそう思うわけですが、がむしゃらに働いたところで会社は評価してくれないし、給料だって上がる気配がない。
一方、しいたけの国内需要はかなり大きく、JAを初めとする農産物直売所(ファーマーズマーケット)ではきのこの類がよく売れる。ひょっとして、しいたけ栽培はサラリーマンをしつつ兼業的立場で僕の所得に貢献してくれるのではないか?と、ひそかに期待を寄せているわけです。
できるならば、メリットが大きい確定申告レベルまで生産販売規模を拡大したいと思ってるわけです。
菌床しいたけと今後
これまで約1年間の菌床しいたけ栽培に触れてきましたが、まだまだ奥深く興味が尽きません。
家庭栽培という環境条件で菌床しいたけを最大限効率良く栽培できた!と思えるまで取組んでみたいと思っています。「低コストで誰でもできて楽しくて少し儲かる!」が僕の目指す到達点だということをここまで文章を書いていて理解しました。
目標が定まればその差分を解消するすべについて実践あるのみなので、今後の菌床しいたけ栽培の取組み方針をこういったところに置きつつ継続したいと思います。
おわり。